ここでは、大手金融もスタートアップもデベロッパーもみんな同じ未来を向く仲間

大手町駅直結のオフィスビルに突如現れた、シリコンバレーのインキュベーションオフィスのような空間。2017年2月に移転しリニューアルしたFINOLAB。個室のオフィスエリアには、フィンテックスタートアップや各大手金融機関からの新規事業メンバーなどが集まっている。

落ち着いた雰囲気のコワーキングスペースには、業種も国籍も多種多様な人々が行き交う。一日ここで会う人々と名刺を交換すればその多様さに驚くだろうが、世界中からプロフェッショナルひとつの”金融の未来”を描く、ひとつのコミュニティーであるのだ。

運営も、三菱地所(株)、(株)電通、(株)電通国際情報サービス(ISID)の三社で、ひとつのチームを作り協同で行っている。

「会社も業種も年齢層もバラバラなチームを巻き込んでいくためには、誰もがかっこいいと思うユニフォームが必要だと」。そう話すのは、FINOLAB発起人でありコミュニティ運営責任者の電通国際情報サービス伊藤千恵さん。今回のユニフォームを中心となって企画した。

ハイテク素材を使ったシンプルなジップパーカー

アイテムには、スーツやオフィススタイルにも似合うジップパーカー。色はFINOLABのオフィスに馴染み、イメージカラーである「ブラック」を選んだ。

ポイントは、左胸のロゴ。あえて黒地に黒の厚盛プリントで、シックな雰囲気に。フィンテックの”テクノロジー”の象徴として、特殊加工をしたハイテク生地を使用。

薄くて軽いのに温かく、夏は吸汗速乾で快適、伸縮性に優れた高機能パーカーが実現した。つるっとした滑りの良い素材で、Yシャツの上にも着やすいということもポイントのひとつだ。

”インキュベーション(起業支援)”から”コミュニティー”へ

2月1日のリニューアルイベントでは、金融業界の重役の方々も含めFINOLAB運営メンバー全員が着用。

「運営メンバー以外の人からも買えますかというお問い合わせを頂いたり、入居しているベンチャー企業の方々から自分たちも作りたいと言われましたよ。上層部の方々にも着ていただいてたのは嬉しかったですね。この現場に常駐するスタッフ以外のひとをいかに巻き込んでいくかということが命題だったので」(伊藤さん)。

多種多様な人々をひとつの未来に向けてコミュニティー化し、オープンイノベーションを加速させるFINOLAB。今日も世界中からプロフェッショナルが集うこの場所で、こだわりのジッパーが、コミュニティを束ねるアイコンとして黒く光っている。